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その3 |
基本作動項目の点検要領 【 電 イン 火 空 】 |
点検整備での良否判定は比較の技術です。 (正常時に点検をして良く記憶しましょう。迷ったら正常な車と比べましょう。) |
点検項目 |
関連部位 |
点検整備の要点 |
電源電圧 | エンジン・チェック・ランプ![]() |
IGS/W ONで点灯するか。 点灯しない時は、ECUに12V電源なしか、ECUの不良 |
インジェクタ | 点滅による通電確認。 | |
噴射波形の観察 | オシロスコープによる、波形の形と時間で判断。 | |
火 花 |
火花がでない時 |
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コイルのパワー・テスト | プラグ・コードにタイミング・ライトを取り付け、急加速をしてライトの発光を確認する。 急加速時に発光が途絶えたときに息付きがあれば、コイルのパワー不足である。 ダイレクト・イグニッションの場合は別のプラグとコードを取り付けてテストできます。 各気筒毎に、このしかけをつくれば何と、エンジン・スコープでの点火波形も読みとることができます。 |
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空燃比 |
O2センサ出力電圧点検 |
メーカにより点検方法が指定されている。 |
空燃比に影響する装置 | 空気系、燃料系又は制御系の故障により空燃比が不適正になっている。 空気系:マニホールド、サージ・タンク、ホース ターボ、インタークーラのエア吸込 燃料系:燃圧高い又は低い、燃料おかしい 制御系:エア・フローメータ、バキューム・センサ 水温センサ 最近、O2センサのリーン異常という故障コードが記憶される車両があります。早合点してO2センサを交換してしまう整備士がいる様ですが、制御系(エア・フローメータの故障)のトラブルがある場合があるので注意をして下さい。 |
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