1.現象確認
2.水温スイッチ交換
3.サーモスタット交換
4.ウォータ・ポンプ分解
5.結論
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@暖機後にリザーブ・タンクからクーラントが吹き出してしまう。
水温計を見ると、中央付近であり温度が高いと判断できない。
ラジエータホースのアッパー側、ロアー側を手で触って確かめ
ると両方とも熱くなっている。
電動ファンが回らないので、水温スイッチを直結にして回すと
水温が下がる。
A結果として水温スイッチを交換して、確認するとやはり
電動ファンが回転しない。不思議だ?
再度、ラジエータホースのアッパー側、ロアー側を手で触って
確かめるとロアー側(入り口制御のサーモスタット装着)が
冷たく 感じられる。
B結果としてサーモスタットを交換して、確認するとやはり同じ
結果である。まいった!
これは、ひょっとして、ウォータ・ポンプの故障により水流が
弱くなり循環しないのでは?
Cウォータ・ポンプを分解すると、写真のようにポンプインペラ部
と シャフト部が分離して空転状態になっていた。
D水温スイッチは2段制御であり、第1段は92〜97℃でONし
第2段は99〜105℃でONとなる。水温スイッチを鍋に入れ
沸騰させると何とか作動温度になる。国産車よりも高い設定
と思われる。
サーモスタットの開弁開始温度は86℃であり入り口制御式と
しては、国産車よりも高い設定と思われる。
冷却水の設定温度は国産車より10℃位高い気がする。 |