投稿整備記録ーその25
車名 ミニカ
アルト
アクティ
整備区分 エンジン不調
不具合状況 始動不良
型式 キャブレータ車 故障箇所 点火系統
担当者 sonota
整備レポート
点検項目 整備内容

1.燃料ポンプの点検

2.ポンプリレーの点検

3.点火系統の点検
エンジンが始動しないので、燃料ポンプが作動しているか点検すると、ポンプが働いていない。
燃料ポンプを交換しても作動しない。
燃料ポンプの配線に電気が来るか点検すると、12V電源らしきものが2本きている。1本はアースのようだ。
なぜ、燃料ポンプが回転しないのか。
この様に迷ってしまうのです。

燃料ポンプ回路図のフューエル・ポンプASSYの
1端子はIG・SWからの電源線です。
2端子はアース
3端子はIGコイル−端子(エンジン回転信号)からの信号線です。
つまり、この回路は3端子からイグニッションパルス信号12V及び0Vの間欠信号(ON-OFF)が入力されないとポンプを駆動しません。(エンジン停止時にポンプを止めます)
この回路図の車両はポンプ・リレーを使用していませんが、メーカによりこのエンジン回転信号検出をポンプ・リレーで行っているものがあります。

最後に点火火花が出ていない事に気付いて一件落着となります。