1.ダイアグノーシスの点検
2.クランク・ポジションセンサの交換
3.カム・ポジションセンサの交換
4.ダイアグノーシスコードの消去
5.OCVの交換
6.ダイアグノーシスコードの消去
39:OCV系統(回路の短絡又は断線)
59:VVT制御(エンジン暖機状態で
バルブタイミングが固定又は
±5°に制御できない) |
1Km位走行すると、エンジン警告灯が点灯してしまう。
ダイアグノーシスを点検するとコード13が出力された。
コード表を確認してコード13はNe系統の故障とあるので、クランク・ポジション・センサ不良と判断をして、クランク・シャフトに装着されたセンサを交換した。
走行テストをすると、エンジン警告灯が点灯してしまう。
コードを消去後に、クランク角・センサのコネクタを外して、エンジンを始動してダイアグノーシスを点検するとコード12が出力された。
今度は、カムシャフトにあるセンサのコネクタを外して、エンジンを始動してダイアグノーシスを点検するとコード13が出力された。コード表の読み間違いである。
結果的には、クランクとカムシャフトのセンサを両方交換したので完全である。
ちなみに、コード13が出る時に、コード59(VVT系統)も出力されていたが、センサの交換により正常コードとなった。
ヤレヤレ・・・・・と思ったが、翌日再度入庫となった。
エンジン暖機後に、アイドル回転数が500〜1500rpmで変動をする。場合によりエンストしてしまう。エンジン警告灯は点灯しない様だが、ダイアグノーシスを点検するとコード59が出力された。やはりVVT系統の不良なのか?
OCV(オイルコントロールバルブ)のコネクタを外して走行テストをすると、アイドル回転数の変動は起こらない。(コード39出力)
OCVの不良かそれともカムシャフトタイミングプーリ(可変タイミング・ギヤ部)の故障か迷ったが、とりあえずOCV(7,900円)を交換することにした。 |