投稿整備記録ーその20
車名 インプレッサ 整備区分 エンジン不調
年式 平成10年 不具合状況 警告灯点灯 #54
アイドル回転不安定
型式 GF1 故障箇所 ISCバルブ
エンジン型式 EJ15 担当者 OW
整備レポート
点検項目 整備内容
1.自己診断 コード #54(吸気系統異常)




2.圧力センサ点検

3.ISCバルブの作動点検


4.外部診断器によるデータモニター



5.ISCバルブの交換



1.不具合は、低速走行時及び走行停止時にアイドル回転数が1800rpm位まで上昇し、フューエルカットされ600まで下降するという現象です。(何回かハンチングを繰り返すと正常アイドル回転数になる)この時にエンジン警告灯が点灯します。
診断コードは#54(吸気系統異常)でした。
2.アイドル回転時(600rpm)  圧力信号電圧 1.6V
  回転上昇時            1.6〜3.6位まで上昇
3.ISCバルブの配線コネクタを外して作動を停止させると、500rpm位で回転している。この状態で走行テストを実施すると、アイドル回転数が上昇する現象は発生しない。
4.データモニター ISCバルブ  28%(正常アイドル時)
                     34%(電気負荷作用時)
  アイドル回転数1800rpm上昇時に、開度信号が著しく
  大きくなっていない。
5.結論
  ISCバルブ内部の作動不良により、開度が大きくなり回転数が上昇してフューエルカット領域まで上昇し、警告灯を点灯させていたものと思われます。