最近の整備記録ーその1
車名 日産 グロリア 整備区分 ステアリング装置の故障
年式 平成4年 不具合状況 時々、ハンドル重くなる。
型式 Y32 故障箇所 EPSコントロール・ユニット
P/S型式 ツイン・タイプ
整備レポート
作業内容 まとめ


1.P/Sフルードの点検
2.ベルトの点検
3.EPSソレノイドの作動点検
4.EPSコントロール・ユニットの点検
5.ハンダ付け修理
ハンドルが時々重くなることがある。
又、最近は重くなる状態が長く続くようになった。
この車両は自己診断装置のようなものはなく、EPSソレノイド及びEPSコントロール・ユニットの単体点検をすることにした。
@EPSソレノイドに直接電圧をかけて作動をさせると、ハンドル操作が軽くなった。
AEPSコントロール・ユニットを分解して、基板を点検するとEPSソレノイドを駆動するトランジスタの3本足取付部をルーペで点検すると、ハンダが割れている。 (丸くリング状にヒビ割れしている)
Bハンダ付けをして修理OKである。

参考 コンサルト診断コネクタにEPSソレノイド電圧を
    点検する端子があり、
    正常時 アイドル 6V
    異常時 アイドル 0.5V でした。
    この電圧はハンドル操作を重くする時は、電圧が低くなります参考まで。
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