*** 分解組立 ***
自動車は機械の集合体であり、多くの部品又は装置により構成されている。
自動車整備を行う場合は、部品又は装置の分解が行われる。
分解・組立図を見て、整備作業を行うことは余り多くないと思われます。
通常は、自分の記憶力で、順序、組付位置などを覚えておき、作業をしている。
部品点数の多い作業、経験のない装置の分解作業を行う場合に、元の組付状態を忘れてしまい、戸惑う場合がある。
又、組付状態が変わり振動などの異常を起こす場合もある。
同様の装置が複数ある場合は(左右又は上下に装着など)、片側づつ分解組立を実施する。(忘れた場合はもう一方で確認できる)
配管のように何本もの脱着を行う場合などは、合いマークをつけるか又はデジカメで写真を撮るとよい。
回転部の分解は、特に合いマークをつけて、元の位置に組付られる様にしておくことである。この様に教えられた。