最近の整備記録ーその55
車名 エスティマ 整備区分 エンジン不調
年式 平成12年 不具合状況 加速不良
型式 MCR30W 故障箇所 エアフロメータ
エンジン型式 1MZ-FE 担当者 oki
整備レポート
点検項目 整備内容
1.現象確認




2.基本点検



3.点検データ


4.データ評価




5.結論

6.AFMの洗浄方法

  AFMの洗浄剤(エアフロクリーン)

@エンジンを始動して、アイドル回転から急加速すると、
ブスブスと息付きしながら回転が上昇する。
ゆっくりと加速すると、何とか普通に加速出来るようだ。
直感的に、燃料供給不足と判断できた。

AHDM−3000のデータモニター機能により、
 スロットル開度、吸入空気量、回転数、O2センサ出力電圧を、同時にモニターした。

Bモニターしたデータのスロットル開度、吸入空気量
をグラフ表示して、正常時と異常時の比較を行った。

C正常時はスロットル開度に比例して、吸入空気量が変化する。
 異常時はスロットル開度が多くなっても、吸入空気量
が多くならない。従って加速不良となり、失速してしまう。

Dエア・フロー・メータを取り外して、熱線部を覗き込んで見ると、付着物を確認できた。
エア・フロー・メータの作動不良は、異物の付着による反応の遅れが原因と考えられる。
付着物をきれいに除去できれば、復帰できると思われる。
HDM−3000 PCデータ ・サーバーによるグラフ表示