最近の整備記録ーその50 |
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車名 | エスティマ | 整備区分 | ブレーキ装置 |
年式 | 平成13年 | 不具合状況 | サイドブレーキ・前部ライニングの摩耗 |
型式 | ACR30W | 故障箇所 | リターンスプリングの張力過大 |
エンジン型式 | 2AZ−FE | 担当者 | NoD |
整備レポート | |||
点検項目 | 整備内容 | ||
1.現象確認 2.基本点検 3.リターン・スプリングの点検 4.スプリング張力の調整 5.結論 |
@2年定期点検整備時にサイドブレーキを分解すると、前部ライニング(回転方向に開く側−前進時リーディング側)が早期摩耗をする。 2年前に、同一箇所を交換したのに、今回も摩耗している。 Aブレーキ・シューの摺動部、サイドワイヤーの動きなど、戻り不良となる箇所を点検する(異常なし) Bブレーキ・シューにかかっているリターン・スプリングの作動状況を確認していて、ふと気がついた、前方向にシューを引き戻すスプリングがある。もしや、この張力が過大で前部が摩耗するのではないのか。 Cこの対応としては、スプリングの張力が弱くなるように調整するか、又はスプリングを取り外して張力を与えない方法がある。 Dこの車種は、何らなの計算違いにより、シューの引き戻し力過大となり、ブレーキ・ライニングの異常摩耗が発生したものと考えます。 |
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