最近の整備記録ーその49
車名 ハイエース 整備区分 エンジンECUの不良
年式 平成6年 不具合状況 エンスト、始動不良
型式 KZH106G 故障箇所 ECU
エンジン型式 1KZ−TE 担当者 KO
整備レポート
点検項目 整備内容
1.現象確認

2.基本点検







3.ダイアグノーシスの点検


4.ECUの分解点検





5.結論と修理方法
@時々、エンスト、始動不良なので確認が難しい。

A噴射ポンプ関連の点検
 ・SPV(スピル・コントロール・バルブ)
 ・TCV(タイミング・コントロール・バルブ)
 ・燃料カット・ソレノイド・バルブ
 燃料フィルターの点検
 ・ダイアフラムの亀裂点検
 ・フィルターの詰まり点検

B診断コネクタのTEとE1を短絡して、
 エンジン警告灯の点滅回数を確認(正常コード)

Cプリント基板のはがれ点検(コンデンサ液付着)
 部品の焼損点検(100μFコンデンサ焼損)
 ハンダの割れ、亀裂の目視点検(異常なし)
 パワー・トランジスタの外観点検(異常なし)
 パワー・トランジスタのハンダ亀裂点検

D100μFコンデンサの液漏れにより、プリント配線が腐食して導通不良となっていた。
プリント配線のハンダ付けは難しいので、ジャンパー線により、断線箇所をバイパスした。