最近の整備記録ーその46
車名 ハイゼット 整備区分 エンジン
年式 平成12年 不具合状況 エンジン始動不良
型式 S200P 故障箇所 DVVTの故障
エンジン型式 EF−VE
担当者 OT
整備レポート
点検項目 整備内容
1.現象確認



2.点検作業






3.診断作業


4.修理作業

5.結論
  DVVTの構造作動
  DVVTの診断整備
@クランキングをすると、わずかに燃焼する気配が感じられるが
 始動できない。
 何度回しても同じだろうと、あきらめた。

A点火系の点検(3個のコイルにプラグを装着して、
          アースとの間隙を広くして性能試験−異常なし)
 燃料系の点検(デリバリ・パイプを浮かして、
          インジェクタの噴射試験−異常なし)
 何と! デリバリパイプを持ち上げてクランキングすると、
 エンジンが始動できた。もちろん加速はできない

BOBD診断コネクタの#4と#6を短絡した。
 警告灯の点滅コードは#73を出力している。

Cカムシャフトを取り外しDVVTの交換を実施した。
 
D最近のエンジンはバルブ関係の装置が故障する場合が多く
 なっている。特にオイル管理の悪い車両は注意を要する。