最近の整備記録ーその39
車名 ジムニー 整備区分 エンジン不調
年式 平成9年 不具合状況 加速すると4000から2000rpmに下降する
型式 A12W 故障箇所 ターボの過給圧制御用アクチュエータ
エンジン型式 F6A(ターボ) 担当者 TN
整備レポート
点検項目 整備内容
1.現象確認


2.基本点検
  
3.燃料噴射装置の点検

4.排気系統の点検







5.結論
@加速をすると、4000rpmから2000rpmにフューエルカット状態に、ガクン・ガクンと回転が上下する。

Aプラグ、プラグコードの交換

B燃圧確認、圧力センサの負圧及び電圧点検

C実は、この車両は排気温警告灯が点灯したままであり、排気温センサが断線している。
触媒の詰まりがないか、取り外して確認し、その状態で加速をしてみると、同じ症状であり、詰まりはないと判断する。
ターボチャージャのホースに漏れがないか、点検をしていると、過給圧制御用アクチュエータのロッドが異常に錆びている。作動点検をすると、固着して動かない。

Dターボの過給圧制御が不能となり、規定以上の過給圧となり、燃料噴射制御でのフューエルカット機能が働き、回転が上下したものです。