投稿整備記録ーその37
車名

トヨタ MR-S

整備区分 エンジン不調
年式 平成12年 不具合状況

3500回転以上に上がらない

型式 ZZW30 故障箇所

触媒の詰まり

エンジン型式 1ZZ−FE 担当者 TSA
整備レポート
点検項目 整備内容

故障コードの点検

点検作業

          













整備作業

まとめ

1.自己診断  正常コード

2.吸入空気量の点検  エアフロメータの交換(吹き返しによる汚れがひどい
              

3.点火時期の点検   イニシャル点火時期正常
               進角状態、特に異常を感じない。
               (急加速時に一旦、遅角後、30〜40°位まで進角)

4.燃圧の点検     アイドル及び加速時 約3Kg/cm2

5.インジェクタの点検  1本購入して、30秒間の噴射量を測定する。
                新品と大差なし(正常と判断する)

6.排気系統の点検   触媒を切り離し、加速すると、正常に回転が上昇する。
                触媒を取り外して、点検すると写真の様に、
                ハニカム状の穴が溶けて塞がっている。

7.触媒を交換して作業終了

8.この車両は、以前からエンジン不調があり触媒の負担が多くなっていた
  ことが、今回の触媒詰まりを起こした原因と思われる。

  1ZZ−FE エンジン解説書
 
       排気系統図                  触媒写真(穴が溶けています)