最近の整備記録ーその85
車名 カローラランクス 整備区分 エンジン故障
年式 平成16年 不具合状況 エンジン警告灯点灯
型式 NZE121 故障箇所 エアフロー・メータ
エンジン型式 1NZ-FE 担当者 nak
整備レポート
点検項目 整備内容
1.現象確認

2.故障診断






3.点検整備


4.走行テスト


5.結論
     データ・モニタ画面

     空燃比グラフ画面

     補正・学習値とは
  
@エンジン警告灯が点灯したままになっている。

AOBD診断器による診断

  故障コード    P0172(空燃比のリッチ異常)
  データ・モニタ  空燃比補正値    1.6%
             空燃比学習値 −39.8%
  診断後に、故障コードの消去実施

B吸気系統の点検
 エアフロー・メータの清掃

Cエンジン警告灯は点灯しないが、加速時に息付き現象を起こして、出力不足を感じる。

D学習値が −39.8%であり、空燃比を薄い側に
制御していた事に気付き、ECUの電源をOFFにして
学習値のリセットを実施した。
再度、走行テストを行うと、快調に加速ができる。
空燃比に影響を与える様な作業を実施した場合は、
学習値のリセットを行うべきと確信した。


次の記事はユーザがマイカー整備を実施した記録です。

内容は、スロットル・エアフロ清掃とECU学習値初期化

使うのはエアフロクリーン(KURE)とエンジンコンディショナーEFI車用と工具とウエス

  

上の二本のネジを取りエアフロを外し(熱線が二本)の穴に10〜15pはなして
スプレーして清掃後、
乾燥させてから元に戻す。

  

続いてスロットル・バルブ、インテークパイプを横にずらして、ウエスにエンジン
コンディショナーを
染み込ませてスロットル・バルブを全開にしながら清掃する。

 

ECUの学習値初期化は、バッテリーの横にあるヒューズBOXのEFI@を
約20秒間外し、
元に復元し約5分間アイドリングで放置したら終了です。