最近の整備記録 その3−2
車名 エブリィ 整備区分 エンジン不調
年式 平成4年 不具合状況 エンスト後、始動しない
型式 DF51V 故障箇所 クランク角センサ
EG型式 F6A 担当者 TOB
整備レポート
点検項目 整備内容
1.現象確認


2.初期点検





3.故障診断








4.故障整備


  自己診断要領


  点火系配線図



5.結   論



@エンジンを始動し、数分運転すると、エンストして再始動
ができなくなる。
  
A以前にECU(コンデンサ液漏れ)の不良で、始動不能
車両の整備経験があるので、もしやと思いECUの点検を
実施(異常なし)
 この時は、エンジン警告灯が不点灯となり、自己診断
が作動しなかった。

B今回は、自己診断を実施すると正常コード(#12)

  〈始動不能時の点検〉
  ・火花点検(火花の発生なし)
     イグナイタ作動点検(作動しない)

  ・インジェクタ作動点検(作動しない)
     メーン・リレー点検(電源系統正常)

C火花とインジェクタの作動がないとすれば、
 自己診断には記憶されないが、クランク角センサの
不良ではとの推測により、点検を進める事にした。
 まずは、エンジンが始動可能時に、クランク角センサ
の信号を点検すると、エンジン回転時は、1〜2V位で
電圧計が振れている。

 エンジン始動不能時、クランク角センサの信号は、
 クランキング時、5V一定となり変化しない。

D数分運転すると、クランク角センサが作動不良となり
エンストして、始動不能となっていたとものです。
 クランク角センサ(約4万円)を交換して解決です。

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