投稿整備記録ーその221
車名 エキスパート 整備区分 エンジン始動不良
年式 平成12年 不具合状況 ヒューズ切れる
型式 VW11 故障箇所 AACバルブ及びECU
エンジン型式 QG18DE 担当者 SU
整備レポート
点検項目 整備内容

1.現象確認


2.AACバルブの点検





3.ECUの点検



4.まとめ

 ENGCONT2(15A)ヒューズが切れるので、エン
ジンが始動できないと言う症状です。

 このエンジンは、AACバルブの不良が良くあるの
でもしやと思い、AACバルブの配線コネクタを外して
始動すると、なんとヒューズが切れずに始動できた。
AACバルブのコネクタ部の端子を点検すると、
端子が黒く焼けこげている。

センターコンソール奥のECUを取り外し、点検する
と焼けこげた臭気が激しい。分解するとAACバルブ
の駆動回路が真っ黒になっている。

 AACバルブの不良により、ECU内部の回路焼損
の為にショートを起こしヒューズが切れたものと思わ
れます。
 AACバルブの回転数調整方法として、下の写真
に改造して、ロータを回転させれば調整ができる。
            
アイドル回転の
応急処置として
AACバルブの
改造要領写真